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CASE STUDIES
舟形町(舟形小学校) 様


山形県自家消費型太陽光発電(第三者所有モデル)実施事業
舟形小学校「若あゆ太陽光発電所」
この設備は、山形県が進める「自家消費型太陽光発電(第三者所有モデル)実証事業」の一環として、やまがた新電力が舟形町様へご提案を差し上げ、その内容を山形県から採択いただき昨年度から引続き3件目の設備として設置を進めてまいりました。舟形町の皆さま、そして設計・施工にご協力いただいた山形パナソニック様をはじめ、多くの関係者のご尽力に心より感謝申し上げます。
今回設置された太陽光発電設備は、出力21kW、蓄電池5kWhを備えた「雪国対応型」の発電設備です。「雪国対応型」として太陽光パネルは積雪200センチにも耐える製品を採用し、冬期間も安心できる設備です。停電時には非常用電源としても使用でき、地域の防災力向上にも貢献します。
年間の発電量はおよそ18,300kWh。これは舟形小学校全体の電力使用量の約8.5%をまかなう見込みであり、CO₂削減量に換算すると約8トン、杉の木およそ580本分に相当します。
小学校の屋根の上から、地球にも優しい電気が生まれている――まさに学びと地域貢献を兼ねた県内市町村として初のPPA発電所です。舟形町のような豪雪地帯での水平に近い屋根上設置での実証は、県内でも先進的な取り組みでは無いかと思っております。この事例を通じて、県民の皆さまに「雪国でも水平な屋根でも太陽光は十分に機能する」ことを実感いただき、これからの再エネ導入のきっかけとなれば幸いです。
設備については、次の資料をご覧ください。