ゼロカーボン2050へ
− エネルギーの力で、山形から未来を変える。 −
Toward Zero Carbon 2050


2050年までのカーボンニュートラル実現を目指して、山形県は「ゼロカーボンやまがた2050」を宣言。多くの市町村が「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、県全体で脱炭素社会に向けた動きが広がっています。
やまがた新電力は、エネルギーの担い手として、この挑戦に正面から向き合い、3つの柱を軸に取り組んでいます。
ゼロカーボンに向けて
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01.
CO₂フリー電力の供給 − 持続可能な選択を、地域に届ける。
脱炭素社会への第一歩は、CO2排出量の少ない電気を「選ぶこと」から始まります。
やまがた新電力は、再生可能エネルギーを中心としたCO₂排出ゼロの電力供給を通じて、ゼロカーボンの実現に直接貢献しています。
再エネ由来の電気は、見えないけれど確かな未来への投資。
私たちは、公共施設、企業、学校など、県内のさまざまな需要家様へCO₂フリー電力を届け、日常のエネルギー選択を通じた「脱炭素行動」を後押ししています。

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02.
株主企業と共に − 再エネのプロと連携し、実証から実装へ。
やまがた新電力の株主企業の多くは、再生可能エネルギーやエネルギー技術に精通した企業です。これらのパートナーと力を合わせ、太陽光PPA(電力購入契約)実証事業など、先進的な取り組みを実現してきました。
ゼロカーボンへの道のりは一人では進めません。
だからこそ、企業間の知恵と技術を結集し、実証から実装へ、そして実現へと進めて行きたいと考えています。

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03.
市町村の皆様と共に − ひとりひとりの意識が、ゼロカーボンを動かす。
ゼロカーボンは、エネルギーや技術だけでは実現しません。
県民一人ひとりの「気づき」や「行動」が、未来を変える原動力になります。
やまがた新電力では、市町村の皆様と連携し、「脱炭素川柳コンテスト」などの参加型企画を展開。
子どもから大人まで、言葉を通して環境問題に関心を持ち、行動するきっかけづくりに力を入れています。
ユニークな脱炭素川柳の一つ一つが、日常の小さな意識改革を促し、ゼロカーボン文化が根付いて欲しいと願っています。



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環境価値(非化石価値)について
ENVIRONMENTAL VALUE
| 令和5年度
※1
FIT電気を調達する費用の一部は、当社以外のお客様も含めて電気の利用者が負担する賦課金によって賄われており、CO₂が排出されないことを始めとする再生可能エネルギーとしての価値を訴求するにあたっては、国の制度上、非化石証書の使用が必要とされています。
※2
この電気には、一般送配電事業者より補填されたインバランス補給分が含まれます。また、この電気には火力、水力、原子力、FIT電気、再生可能エネルギーなどが含まれています。
※3
この電気には非化石証書を使用していないため、再生可能エネルギーとしての価値やCO₂ゼロエミッション電源としての価値は有さず、火力電源などを含めた全国平均の電気のCO₂排出量を持った電気として扱われます。
当社はCO₂フリー電力を100%とするメニューを一部のお客様に対して販売しており、表示されている電源構成割合は、全需要先販売電力量58,672千kWhのうち、このメニューによる販売電力量及び非化石証書販売電力量32,377千kWhを含んだ数値です。
(令和5年度(令和5年4月1日〜令和6年3月31日)の実績値)

| 令和5年度 非化石証書使用状況
当社の二酸化炭素調整後排出係数
0.000580(t-CO₂/kWh)令和5年度実績
(令和5年4月1日~令和6年3月31日実績値)
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FIT非化石証書
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非化石証書(再エネ指定あり)
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非化石証書(再エネ指定なし)
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非化石証書なし

| 環境価値スキーム図

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よくある質問
FAQ
| CO₂フリー電力について
01
「CO₂フリー電力」とは何ですか?
「CO₂フリー電力」とは、電気を使ったときに実質的にCO₂(二酸化炭素)を排出しない電力のことです。
これは主に、再生可能エネルギーなど、CO₂を出さない発電所からの電気に「非化石証書」を付けることで、環境価値が認証された電力として提供されます。
02
「再エネ100%」と「CO₂フリー電力」は違いますか?
はい、異なります。
「再エネ100%」は、電源がすべて再生可能エネルギー由来であること、「CO₂フリー電力」は、CO₂を排出しない電源(再エネ+原子力など)や非化石証書を活用した実質的なゼロ排出の電力です。
当社では、ご希望に応じて再エネ指定付き非化石証書を使った実質再エネ100%のご提供も可能です。
03
CO₂フリー電力に切り替えることで得られるメリットは何ですか?
環境負荷を減らすことに加えて、企業のブランディング・CSR推進・環境認証取得のサポートとして活用いただけます。
また、SDGsやゼロカーボンへの取組姿勢を社内外に明確に示すことができます。
04
地域にもメリットはありますか?
はい。やまがた新電力のCO₂フリー電力は、山形県内の再エネ電源を優先的に活用しており、エネルギーの地産地消を通じて環境にも優しく、地域経済にも貢献できる電力です。
ゼロカーボンの未来は、技術だけでなく、地域の共感から生まれます。
私たちは、電気の供給を超えた価値を届けることで、地域と共に「持続可能な明日」を実現していきます。
やまがた新電力は、ゼロカーボンに向けて、これからも地域の皆さまと歩み続けます。