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山形県庁舎等における「やまがたCO₂フリー電力」供給開始について
4月1日、(株)やまがた新電力では、山形県企業局及び県土整備部の水力発電・太陽光発電、県内再エネ発電事業者から供給される再エネ電力を、100%CO₂フリーの電力として、県施設、市町村施設、民間施設へ供給を開始致しました。都道府県庁舎における100%CO₂フリー電力の導入は、北海道・東北では初となります。
◆やまがたCO₂フリー電力の概要
(株)やまがた新電力では、設立当初から県内再エネ発電事業者から電力を預かり、地域への供給を続けて来ました。今回、山形県が目指す「ゼロカーボンやまがた2050」を見据え、山形県企業局の水力発電の電力調達拡大を契機に、需給契約があり新料金プランに更新を終えた需要家から、順次CO₂フリー100%電力を供給することとなりました。
また、企業局水力発電等で不足する電力については、県内のFIT電源に非化石価値を別途調達することで、さらなる県内での再エネの地産地消に取り組みます。
<4月1日時点におけるデータ>
※やまがたCO₂フリー電力供給先 全127施設
山形県有施設(27施設)、企業局(13施設)、市町村施設(16施設)、民間事業者(71施設)
※CO₂排出削減予定量:約26,200t-CO2(年間)
※再エネ電源:太陽光:18件 風力:5件 水力:5件 バイオマス:3件
◆企業局工業用水施設の脱炭素への取組み
山形県企業局工業用水浄水施設(酒田、八幡原、福田)へのCO₂フリー電力供給を開始する事によって、ここから供給される工業用水についてもCO₂フリーの工業用水となり、産業界におけるカーボンニュートラルの取組み支援に繋がっています。
CO₂フリー電力に関するお問い合わせなどは、ホームページ問合せサイトからお願い申し上げます。